【裏技】【24枚の画面コピーで図解】イーサリアムからポリゴン(Polygon)への両替を体験

【裏技】イーサリアムからポリゴン(Polygon)への両替の流れ(黒イーサ・紫イーサ)

両替の流れをおさらいします。

簡単な流れ

  • ウォレットから黒イーサをBINANCEの口座へ送金
  • BINANCE内で黒イーサをMATICに両替(コンバート機能)
  • MATICをウォレットへ送金
  • 分散型取引所でMATICをポリゴン(紫イーサ)に両替(スワップ)
1.ウォレットから黒イーサをBINANCEの口座へ送金

海外の仮想通貨取引所であるBINANCEにログインします。

BINANCEのウォレット概要から「入金」を選択肢、ETHの「入金」を選択します。

ネットワークの選択では、「ETH」Ethereum(ERC20)を選択します。ここを間違えると、お金が消えます・・・。

BINANCE入金用の口座番号(アドレス)が発行されますので、これをコピーします。

私のウォレットはMetamaskですが、この場合、ウォレットの送金ボタンを押下します。

送金先に、BINANCEで発行された入金用の口座番号(アドレス)を貼り付けます。また、あわせてイーサリアム(黒イーサ)からMATICに換金したいの金額を画面上の金額欄(今は0.001ETHと表示)に入力します。今回は0.03ETH(画面上、0.001ETHが380円らしいので、11,400円分ですね)としました。

「次へ」ボタンで送金手続きが始まります。送金手数料(ガス代)は0.00556ETH(211円)とのことです。単純計算で手数料は1.8%でした。

無事に送金手続きが終わると、BINANCEの画面に入金状況が反映されます。数分かかった気がします。

2.BINANCE内で黒イーサをMATICに両替(コンバート機能)

BINANCEの「トレード」項目にある「コンバート」を選択します。

振替元と振替先を指定します。振替元は先ほど入金したイーサリアム(黒イーサ)のETH。振替先は「MATIC」を選び、コンバージョンプレビューへ。

両替後のMATICの金額が表示されます。両替後の価格は数秒で変動しますので、適当に高値と思ったところでコンバートを実行。

0.03ETH(手数料を引いて11,400円相当)が75.63・・・MATICになりました。1MATICあたり150円くらいでしょうか。ちなみに、BINANCEではコンバートの手数料はタダ!(執筆時点)。

3.MATICをウォレットへ送金

BINANCEのウォレット概要から、「出金」を選択します。

通貨選択画面では、デフォルトでは現金の出金画面が表示されますので「仮想通貨の出金」を選択します。

ネットワークの選択画面では、MATIC(Polygon)を選択します。間違えないように留意しましょう。

振替先のアドレスに、コピーした自分のウォレット番号を貼り付け、出金額を入力します。

出金額は、最大(全額)を選択したところ、0.1MATICが手数料として差し引かれた金額が受取額として表示されました。1MATIC=150円くらいだったので15円が手数料。

ちなみにBINANCEの手数料を確認すると、出金時は金額にかかわらず0.1MATICのようですね。

無事に自分のウォレットにMATIC全額が入金されました。

4.分散型取引所でMATICをポリゴン(紫イーサ)に両替(スワップ)

分散型取引所は、イツキさんの記事で紹介されていた「JETSWAP」を使ってみました。アクセスしたら、右上の「Connect Wallet」ボタンを押下してウォレットを接続します。その後、Fromに「MATIC」、Toに「ETH」を選択してSwapボタンを押下します。画面表示から、手数料は0.1509MATIC(1MATIC=150円の場合、23円くらい)のようです。

しかし、エラーが発生。そこで、別の分散型取引所「ApeSwap」を利用することにしました。

ApeSwap」でもやり方はほぼ同じですが、交換先であるToはETHではなく「WETH」を選択します。

無事に両替(スワップ)が完了しました。手数料の画面コピーを取り漏れてしまったのですが、きっとJETSWAPと同じくらいでしょう。

ウォレットには端数の関係か微妙にMATICが残りましたが、無事にポリゴンへ入金が完了しました。ウォレット内のポリゴン(紫イーサ)の単位はETHではなくWETHのようですね。

ウォレットのアクティビティ(履歴)を確認したところ、なぜかJETSWAPに移動させた履歴が残っていました。あれ?もしかしてApeSwapじゃなくて結局JETSWAPで両替できていたということでしょうか・・・謎ですが、ここでも送金のためのガス代がかかっていたようです。0.003264MATICなので、1円未満ですけれど・・・。

以上で両替の画面遷移は終わりです。結果として黒イーサの0.03ETHはポリゴンに両替した結果、約0.02955ETH(WETH?)になりました。手数料は約0.00045ETH。0.001ETHが380円らしいので、85円くらいです。

参考に、OpenSeaのブリッジ機能を利用した場合、どのくらいの手数料(ガス代)がかかるるのか、今回の両替スタート直前に確認したところ、28.26ドルでした。BINANCEの画面では、0.1MATIC=0.1159ドルと表示されていましたので、1MATIC=150円の場合、約3,657円となります。手間はかかりますが、これだけ手数料に差がつくと、頑張ってしまおうかなと思ってしまいますね。

なお、逆ルートで、ポリゴンから黒イーサへ両替する場合、分散型取引所の手数料分のMATICが必要になります。今回ですとスワップ手数料0.1509MATIC+送金手数料0.003264MATIC=0.154164MATIC(約23円)がかかっています。もしまったくMATICがないと手数料が支払えずスワップできないことになりますので、今回の方法で少額のMATICをBINANCE側からウォレットへ送金して用意しておく等の対処が必要です。0.5MATICくらいあればよいかと思います。※今回、全額両替せずに0.5MATICくらい残しておけばよかったと反省中。

以上で終了です。お疲れ様でした。

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