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【画像多用で丁寧解説】Twitterのプロフィール画像に自分のNFTを登録する方法(裏技)

Twitterのプロフィール画像に自分のNFTを登録する方法をご紹介します。

現在、NFTをプロフ画像に登録する機能は、Twitter初となる有料のサブスクリプション「Twitter Blue(ツイッターブルー)」のサービスの中で提供されていますが、まだ日本ではTwitter Blueのサービスは正式に開始されておりません。

そのため、まずは裏技でTwitter Blueのサービスに登録する必要があります。
以前、記事に書きましたので、ご覧ください。

Twitterのサブスクリプション「Twitter Blue」を日本からiPhoneで今すぐ登録する方法(裏技)

Twitter Blueのサービスに無事登録できましたら、以下の2つをご用意いただく必要があります。

〇 Twitterに接続可能なウォレットアプリ
〇 上記ウォレットアプリと連携させたプロフ画像に設定したいNFT(Ethereumブロックチェーンでmintされた静止画像のJEPGまたはPNG。Polygonは執筆時点では未対応)


Twitterに接続可能なウォレットアプリ(執筆時点)

  • MetaMask(メタマスク)
  • Ledger Live(レジャーライブ)
  • Rainbow(レインボー)
  • Coinbase Wallet(コインベースウォレット)
  • Trust Wallet(トラストウォレット)
  • Argent(アージェント)

ただ、Twitter Blueのサブスク登録が執筆時点ではiOSアプリまたはAndroidアプリのみ対応となっているため、ウォレットアプリ側もiOSまたはAndroid対応のアプリが必要となります。

私の場合は、日頃はパソコン+Google Chromeの拡張機能でMetaMaskを利用しており、iPhoneを所有しているため、iPhoneにiOS用のMetaMaskアプリをインストールするところから説明をしていきます。※iPadも同じ操作になると思います。

また、後述しますが、プロフ画像に設定したいNFTは、六角形に切り取られるため、正方形で作られた素材が望ましいです。

注意:すべて裏技なので、いつかできなくなる可能性もございます。トレースされる方は自己責任でお願いします。

App StoreからMetaMaskアプリをインストール

iPhoneでApp Storeアプリを起動し、App StoreからMetaMaskアプリを検索してインストールします。
※すでにインストールして利用されている方は不要です。

 

MetaMaskアプリの設定をPC版のアプリと同期

PCで利用している(プロフ画像にしたいNFTとリンクしている)MetaMaskアプリの情報を、iOS版のMetaMaskに同期させます。
同期の方法の詳細は、ググると沢山出てきますので、そちらをご参照ください。

※日頃からiOSアプリのMetaMaskのみ利用されている方はこの操作は不要です。

Twitterアプリを起動してプロフィール画像編集を選択

Twitterアプリを起動して、プロフィール編集画面に行き、画像編集ボタンを押下します。

「NFTを選択」を選択する

「ウォレットを接続」を押下する

MetaMaskウォレットアプリに接続する

ウォレットアプリの選択画面に移動するので、MetaMaskを選択します。

MetaMaskで署名する

プロフ画像にしたいNFTを選択する

連携したMetaMaskで「所有」しているNFT画像が表示されますので、プロフ画像にしたいものを選択します。
執筆時点では、Ethereumブロックチェーンでmintされた静止画像のJEPGまたはPNGのみが対応しています。

ただ、「購入」したNFTは表示されますが、自分が作成して自分でmintしたNFTは表示されないようです。
クリエイターの方であれば、自分で作った画像をプロフ画像にしたいですよね。
これについては後段で解決策の裏技をご案内します。

プロフ画像の形(六角形)に画像が切り取られる

画像を選択すると、どの部分がプロフ画像となるのか(六角形に切り取られるのか)のプレビューイメージが表示されるので、問題なければ完了ボタンを押下します。
執筆時点では、画像を上下・拡大縮小させる等はできず、強制的に画像の中央部分が六角形に切り取られてしまうので、正方形の素材がよさそうです。

プロフ画像がNFT画像(六角形)になっていることを確認

プロフ画像がNFT画像である証として六角形になりました!

画像を選択すると、NFTの所有者やNFTの説明文が表示されます。OpenSeaのリンクも表示されますが、OpenSea以外は未対応なのかな・・・。

自分でmintしたNFT画像をプロフ画像にする方法(裏技)

Twitter Blueリリース当時は自分でmintしたNFT画像も選択できたようですが、執筆時点ではできなくなっております。

そのため、裏技を使います。
具体的には、ウォレットアプリでサブアカウントを作り、そこにプロフ画像にしたいNFT画像を転送(Transfer)。Twitterには、サブアカウントのウォレットを連携させればよいのです。
この方法をおしえていただいた園長さん(@mar02220825)、ありがとうございました!

というわけで、ここから先は裏技のご紹介です。

MetaMaskでサブアカウントを作成する

iPhoneのMetaMaskでサブアカウントを作成します。
私の場合、Account1がもともとあったアカウントですが、Account2を作成しました。

サブアカウント作成の詳細は、ググると沢山出てきますので、そちらをご参照ください。

自分でmintしたNFT画像をサブアカウントのウォレットアドレスへ転送する

私はPCから行いましたが、自分でOpenSea上でmintしたイーサリアムのNFT画像を、先ほど作成したサブアカウント(Account2)のウォレットアドレスを宛先にして転送します。ただし、イーサリアムなので、転送にガス代(手数料)がかかります。

ガス代は「Etherscan」「ETH Gas Station」「ethereumprice」などでリアルタイムに確認できます。

2022年3月末から4月上旬、平日の日中は1万円以上とか、凄い高い値段がついている時間もありましたが、日本時間の土曜夜から日曜の日中までは比較的安価で、私が転送作業を行った2022年4月3日(日)は800円程度で転送できました。

※実は、その1週間前に転送にトライしたのですが、誤ってガス代をかなり安価に設定してしまった結果、まったく転送が行われず、設定を直しているうちにガス代が上がり続け、1週間待機が続くという状況になってしまいました。下手をすると手数料だけ取られて転送が失敗することもあるようなので、気を付けましょう(汗)

Twitterで「別のウォレット」へ切替する

転送が完了したら、iPhoneのMetaMaskは、サブアカウントのウォレットアドレス(Account2)に切り替えておきます。

あらためてTwitterのプロフィール編集画面に行き、画像編集ボタンを押して「NFTを選択」を選択します。

選択画面になったら、右上の「…」を選択すると、「ウォレット情報」が出てくるので、「別のウォレットを使う」を選択します。

サブアカウントのウォレットアドレスを選択

改めて、ウォレットからMetaMaskを選び、サブアカウントのウォレットアドレス(Account2)で署名すると、無事に転送されたNFTが選択画面に表示されました。

おまけ

ここまでお疲れ様でした。iOSまたはAndroidのTwitterアプリでNFTをプロフ画像に設定すると、PCのTwitterにもNFTのプロフ画像が反映されます。

ところで、iPhoneのMetaMaskには所有するNFTを表示する画面があるのですが、なぜかひとつも表示されません。非表示でもTwitter連携時には無事にNFTを選択できましたが、気になる方は、MetaMaskに手動で表示させる方法がありますので紹介しておきます。

以上です。

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