はじめに
技術の進歩により、今まで映画やアニメの世界だけかなと思っていた「メタバース」の世界が急速に身近になってきています。「近未来」や「SF」を題材にした作品が昔から世界中の多くの人の心をつかんできたことを考えると、この流れは加速することはあっても止まることはないでしょう。
任天堂のゲームである「どうぶつの森」が世界中で大ヒットしましたが、自分だけの世界を創りたい、それを友達と共有したい、自分の手に入れたコレクションを自慢したい、好きな人の持っているコレクションを自分も持ちたいといった感覚は世界共通のようですし、現実では難しい遠くの人とつながることもゲーム(仮想世界)ならば簡単に実現できることを世界中の人が知りました。
メタバースは、より現実の近くにあるゲームの世界・・・と言えるかもしれません。自分の趣味のグッズで部屋をいっぱいにしたい・・・仮想世界なら簡単です。多くの方がスマートフォンの壁紙を自分のお気に入りのイラストにしている感覚が、そのうち仮想世界で始まる・・・というかすでに始まっています。まだ、仮想世界へのアクセスは、パソコンやタブレット、スマホの画面越しが一般的ですが、今後はより簡単にアクセスできるように、そしてより没入感を味わえるようになっていくでしょう。
NFTアートは、その第一歩。世界中のクリエイターさんが自分のアート作品を発信しています。その中には、必ず自分の琴線に触れる作品があるはず。ちなみに、うちの作品は、giveaway(無償提供)する作品を除き、同じ作品をコピーして販売はいたしません。「世界に一つだけ」しかない作品の所有権を貴方も持ってみませんか。
NFTアートを買う(売る)場所はどこ?
NFTアートの売買ができる市場で最も有名なのは、OpenSea。ユーザー数は60万人以上で、NFT出品数は8,000万を超えているとのこと。うちの作品の出品もOpenSeaをメインにしています。簡単に自分だけの美術館を仮想空間で開き、NFTを展示することのできるOnCyberというサービスも有名です。
OpenSeaでNFTアートの売買は、仮想通貨である「イーサリアム(Ethereum)」や「ポリゴン(Polygon)」等を用いて行います。そのため、事前に仮想通貨のウォレット(電子財布)を用意し、日本円を仮想通貨に両替しておく作業が必要になります。
ウォレットを用意して日本円を仮想通貨へ両替する作業はとても簡単ですが、仮想通貨取引所に口座を持つこと、価値が変動する仮想通貨に両替することに日本の多くのユーザーは壁を感じているのではないでしょうか。そのため、日本でもNFTアートの売買ができる市場がオープンしはじめています。特徴としては日本円(クレジットカード等)で売買できる安心感と手軽さ。もし作品の売買の金額が大きくなって確定申告が必要になっても、日本円であれば計算が容易です。しかし、それなりに名の通った市場はそれぞれ独自の仕様を持っており、他市場との連携がないことが大きなデメリットです。NFTを買っても他の市場で購入した作品と並べて展示・販売ができないし、ユーザーも日本国内でパイの取り合いをするために増えづらい・・・。その結果、NFTの流通も停滞してしまい、最悪市場が撤退してしまうかもしれません。そのため、私の場合は月間アクセス数が300万、NFT出品数4万超(2022.6.7時点)と、最も勢いがあると思われる日本最大級のNFT市場「HEXA」を選んで出品しています。
OpenSeaと日本市場(HEXA)、どちらも一長一短あり、どちらがよりお勧めとは言いづらいです。まだNFTの世界は黎明期なので、この世界に飛び込むならば両方チャレンジもありではないでしょうか。私は両方チャレンジしています。
OpenSeaでNFTアートを買う(売る)方法は?
OpenSeaで販売される多くのNFTアートは、仮想通貨である「イーサリアム(Ethereum)」か「ポリゴン(Polygon)」で値付けされています。そのため、まずは、日本円を「イーサリアム(Ethereum)」や「ポリゴン(Polygon)」に両替する必要があります。仮想通貨を用意出来たら、あとはOpenSeaでNFTを買う(売る)だけです。両替からNFTアート作品の購入まで、一連の流れを説明されている有益な記事をいくつかご紹介いたします。
OpenSea(オープンシー)のガス代完全ガイド!ガス代はいくら?発生するタイミングは? (ジナコイン編集部)
NFTを販売する(トークンナレッジ)
色々調べていくうちに、日本円からイーサリアムやポリゴン、イーサリアムやポリゴンから日本円への両替のルートはいくつかあり、手数料を相当安価に抑えられる裏技ルートも見つかりました。若干複雑で混乱しそうなので、私なりに纏めてみることにしました。よろしければご覧ください。
【裏技】日本円からイーサリアムやポリゴン、イーサリアムやポリゴンから日本円への安価な両替方法
HEXAでNFTアートを買う(売る)方法は?
HEXAでは日本円(クレジットカード)でNFTを売買できます。そのため、日本の一般的なネットショッピングと同じく、アカウントを登録するだけでNFTの売買ができます。公式サイトの画面に従っていくだけの簡単な手続きですが、NFTアートを出品したい方は以下のハルユキさんの記事が画像付きで参考になるかと思いますのでご紹介します。
おまけ:うちのNFTアートコレクション
ご紹介
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